看護局理念にある「心とこころがかよいあう看護」を提供するため、2011年から看護管理室は1.看護職員の働く環境を整える、2.最良の看護が提供できる教育、3.看護専門領域の活用、4.医療全体の質を高めていく4つの柱の看護管理体制で看護職員の看護実践の場を支援しています。
4つの柱の管理体制とは
1.「働く環境の管理」
ライフサイクルにあわせた多様な勤務体制の導入や子育て支援も含め看護職員が抱える職場や業務上の問題の改善に取り組み、働きやすい職場環境をつくることにより人材の確保を図り医療の質を高めていく。さらに、メンタルケアによる支援も実施しながら働き続けたい職場環境の改善を行う。
2.「教育環境管理」
看護教育の充実に向けた予算等の確保を図り、計画的な教育を通して情報提供や個人のキャリアアップを系統的に実施する。また、研修の企画、実践、効果を検証しながら課題等を明確にしながら、その改善を行う。
3.「看護専門領域の管理」
認定看護師等の専門能力(実践・相談・指導)を看護の場で活かし、看護職員とともに患者、家族も含めたチーム医療を実践していくことにより職員の実践能力を向上させる。また、スペシャリストの立場から提言を行い看護の質を高めていく。
4.「医療の質の管理」
医療安全管理室の専従として院内の医療安全の予防策、対応策、事象の分析など精通し、院内の教育、指導、広報などを計画的に行なう。チーム医療の調整を図り、実践の場で安全で安心のできる医療の提供するために問題解決をしていく。