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緩和ケア病棟の紹介

緩和ケア病棟理念

病とともにあなたらしく生きることができるように、私たちはできる限りのお手伝いをします。

ケア提供基本方針

  • 患者さんの意向を尊重し、その人らしさを大切にしたケアを提供します
  • 病気に伴う辛い症状の緩和を行います
  • 家族への精神的サポート、悲嘆へのケアを提供していきます
  • 提供するケアは患者さんあるいは家族の希望に応じて相談しながら決めていきます
  • 患者さんにとって最善であるケアを、コミュニケーションを通してチームで情報共有し提供していきます
  • 外来や在宅へスムーズに移行できるように支援していきます

〈入棟基準〉緩和ケア病棟では次のような方を対象としてケアを行います。

  • 緩和ケアを必要とする悪性腫瘍患者さん
  • 化学療法や放射線療法などの積極的な抗がん治療を行う予定のない患者さん
    (ただし、症状緩和目的での放射線治療は当病棟で治療できます)
  • 原則として患者さん本人が病名病状の説明を受けていること
  • 患者および家族が入院での緩和ケアを希望していること
    (本人が意見や希望を伝えられることが望ましいです)

〈入棟目的〉ご利用いただく目的です。

  • 病状が厳しくなっている終末期ケア
  • 痛み等の症状コントロールが必要なとき
  • レスパイトケア
    (病状は落ち着いているが、ご家族の都合等で、1週間程度の入院を希望されるとき)

〈入院期間〉

患者さんのご病状を鑑みながら、入院後1ヶ月くらいの時点で、その後の療養について検討します。

  • 病状が厳しく、入院を継続することもあります。
  • 症状が落ち着き、ご自宅での療養が可能になった場合は、訪問診療や訪問看護、介護の調整を行ったうえで、退院を目指します。
  • 症状が落ち着いているが、ご自宅での療養が難しい時は、適切な病院への転院または施設入所を検討します。

〈費用〉

医療費はすべて医療保険の適応となります。負担額に応じて、金額は異なります。個室利用は別途室料が必要です。

詳しくは下記、緩和ケア病棟見取り図を参照ください。

【緩和ケア病棟見取り図】 (PDF:340.32KB)